人事担当者が不採用を決断する基準と2つの対処法

本格的に転職活動を始めだすと、面接に行く機会が増えていきます。

 

その中で

話もはずんで良い雰囲気だったのに次の面接に進めなかった

 

最終面接まで行ったのに不採用となった

ということを経験することもあるでしょう。

 

採用されないのは単純に「ご縁がなかった」だけで、いちいち落ち込んでいても仕方ないのですが、
なぜ不採用になったのか、理由がまったく分からないのもつらいものです。

 

直接、人事担当者に理由を聞いても教えてもらえるはずもなく、モヤモヤした気持ちを抱えている人もおられると思います。

 

■人事担当者が不採用を決断する基準

  1. 会社が求めているスキルとあなたの実績が合っているか
  2.  

  3. 扱いにくい人材でないか
  4.  

  5. 長く働き続けることができる人材かどうか

 

■2つの対処法

  1. 「ここを落ちたら死にます!」くらいの気持ちで勝負する
  2.  

  3. 熱意を伝えながらも、背伸びしない「素の自分」を見せる

 

人事担当者が不採用を決断する基準

企業の採用担当者は、応募してきたエンジニアを採用するかどうか、いくつかの基準を持っています。

 

この基準を知っておくと、事前に作戦も立てやすいと思います。

 

また、不採用になった場合でも、納得して次の会社の面接に臨むことができるようになります。

 

1.会社が求めているスキルとあなたの実績が合っているか

不採用にする理由で一番多いのがスキルアンマッチです。

 

たとえば、長年COBOLを書いてきた人が、いきなりC言語のプログラマーを募集している会社に応募しても、まず採用されることはありません。

 

そこまで極端ではないにしても、

 

  • 要件定義や設計をする人材が欲しいのに、プログラミング経験しかない
  •  

  • インフラ系の人材が欲しいのに業務アプリケーション開発経験しかない

 

というケースでも内定を得るのは難しくなります。

 

企業は採用した後に配置するポジションを想定してピンポイントで求人を出しています。

 

書類選考や面接で不採用とされてしまう理由は、ほとんどがこのミスマッチのパターンなのですが、

 

 

私の実績が不足しているんだ・・・


 

とか

 

 

面接で能力がないと判断されたんだ・・・


 

などと凹む人もおられますが、落ち込む必要は全くありません。

 

スキルがマッチしていなければ、どんなに能力のあるエンジニアでも落とされてしまう、というのが現実です。

 

逆にいうと、スキルがマッチさえすれば、他の能力が不足していたとしても、採用される可能性は高くなるということですね。

 

2.扱いにくい人材でないか

エンジニアは技術を持った職人さんですから、自分の主張を曲げない頑固な人が多いです。

 

ただ、信念を持って仕事をするのは大切なことではあるのですが、
チームの和を乱すほどに周りのいうことに耳を貸さないような人材は
「扱いにくい」と評価されて不採用になってしまいます。

 

当然のことですが、会社の指示に従わないような扱いにくい人材を企業はもっとも嫌います。

 

他にも、コミュニケーションが円滑に取れるかどうかということも判断基準の一つです。

 

たとえば、面接では業務に関係のないことを唐突に聞かれることがあります。

 

趣味は何ですか?

 

休みの日は何をしていますか?

 

まるでお見合いのような質問ですが、これはあなたに興味があるから聞いているわけではなく、
「この質問に対してどう受け答えするか」を観察されているんですね。

 

「趣味は?」と聞かれて「読書です。」と一言で答えてしまったりしていませんか?

 

簡潔に答えるほうがコミュニケーションを円滑にできるケースもありますが
面接ではできるだけ話を広げないといけません。

 

具体的にはこんな感じですね。

 

 

趣味は読書です。なかでも推理小説が好きで、犯人を予想して推理することが楽しいですね。

 

犯人捜しはプログラムのバグを調査していく感覚に似ていると思っていて、
バグの原因を追及していると時間を忘れて集中してしまいます。


 

あくまで一例ですので、自分なりにアレンジしてみてくださいね。

 

3.長く働き続けることができる人材かどうか

 

人事担当者もサラリーマンですから、定期的に会社から査定を受けます。

 

人事担当者が査定される重要なポイントは「採用した人材がその後、活躍しているかどうか」です。

 

採用には莫大なコストがかかりますし、すぐに辞めてしまうような人材を採用してしまっては
人事担当者の昇給やボーナスにも大きく響いてきます。

 

ですので、

 

  • 転職回数が多い
  •  

  • 前職からの空白期間が長い

 

という人の採用には、どうしても消極的になってしまいます。

 

ただもし、書類選考で落とされたのではなく、面接まで進めた人には大きなチャンスですし、
あなたの答え方次第で採用される可能性は高くなります。

 

2つの対処法

 

1.「ここを落ちたら死にます!」くらいの気持ちで勝負する

 

面接で人事担当者の心を動かして採用を勝ち取るためには、「心の底から御社に入りたいんだ!」という熱意をぶつけなければなりません。

 

つまり、「どれだけ本気をぶつけられるかどうか」にかかっているんですね。

 

スキルがマッチしていなかったとしても、「死ぬ気で勉強して御社の役に立ちます!」という熱い気持ちを伝えることができれば、おのずと道は開けていくでしょう。

 

「ここを落ちたら死にます!」(本当に言っちゃダメですよ)というくらいの気合で臨みましょう。

 

 

2.熱意を伝えながらも、背伸びしない「素の自分」を見せる

うまく自分を演じようとして背伸びしても、人事担当者には見透かされてしまいます。

 

これは間違いないです。最初の5分でバレます。

 

ですので、基本は「素の自分」での直球勝負と考えてください。

 

人事担当者が見ようとしているのはあなたの土台をなす資質やセンスなんですね。

 

面接では落ち着いて、いつも通りの自分を出すようにしましょう。

 

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